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「涼感」の演出にもおすすめ ボトルアクアリウムの楽しみ方

小さなガラスの器の中に、水草や小型の魚などを入れて作るボトルアクアリウム。大掛かりな機材は必要なく、気軽に作れて手入れもそれほど難しくありません。小さな容器でも上手に作って管理できれば、数ヶ月から数年維持することも可能です。室内の涼感演出にもぴったりの「ボトルアクアリム」の基本の作り方を紹介します。

INDEX

  1. 準備するもの
  2. STEP1 砂を敷き、底床肥料を入れる
  3. STEP2 石を配置しバクテリアを入れる
  4. STEP3 水草を植栽する
  5. STEP4 生き物を入れる
  6. STEP5  LEDライトで照らす
  7. おすすめの水草&生物
  8. おさえておきたいポイント

  • ガラスボトル
  • 硅砂(けいさ)
  • 水草専用底床肥料
  • 液体バクテリア
  • 中和剤(水道水に入れてカルキ抜きをしておく)
  • 小石や流木
  • 水草セット
  • ピンセット

砂底に入れる肥料。入れすぎはNG!

器に5cm以上の厚さになるよう硅砂を敷き、 ピンセットで肥料を砂底に入れる。肥料の目安は1Lに1粒。入れすぎないように注意すること。

1に小石や流木等を配置して、液体バクテリアをひと回し入れたら、

中和剤でカルキ抜きしておいた水道水を8分目まで入れます。

バクテリアの入れ過ぎにも注意しましょう。

ピンセットで水草を植えます。過密になりすぎない程度に底面全体に植えていきます。底砂に根を多く張らせることで、浄化能力が高まります。

さらに水を加えたら、魚や“掃除屋”といわれているエビや貝等を入ます。魚は1Lに1匹が目安。入れすぎや餌の与えすぎは、環境バランスが崩れる原因になるので注意。

元気に育てるために光を照射します。LEDライトがおすすめです。白熱灯は水温があがるのでNG。 週に1度半分ほど水換えを行うと良い環境が保てる。また、直射日光は光りが強すぎるうえ水温上昇につながるので、アクアリウムを置く場所には注意しよう。

●生物の選び方

環境変動に順応しやすく、小型で温和な種類を選ぶこと。コケなどを食べてくれるエビもおすすめです。

アカヒレ

ミナミヌマエビ

メダカ

●水草の選び方

水質浄化能力が高く、活きがいいものを選ぶのがポイント。同じ種類毎にまとめて植えると見応えある水景が作れます。

バリスネリア

アナカリス

ルドウィジア

ボトルアクアリウムを作り、育てるときは以下のポイントを意識しましょう。

□瓶の中に小さな生態系を作るイメージで管理する
□丈夫で育ちやすい水草を選ぶこと
□光合成に日光は不可欠だが、大きめの瓶だと窓辺の光では日照不足になるので、発熱が少なく安定した光量が得られるLEDライトで照らしてあげる

監修/SONO アクアプランツ ファーム 園原信也
初出/メイクマンfile vol.59(2017年6月23日発行)

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